あなたに向いている
可能性がある
Webマーケターの
職種は・・・
WORKS
Webディレクターの
お仕事内容
Webディレクターは、Webサイト制作・運用プロジェクトにおける中心的立場になる職種です。
顧客とやり取りをしながらつくるべきWebサイトの仕様を決めていく、制作進行スケジュールの管理をする、クリエイターに指示をする、品質を管理する。プロジェクト成功の9割はディレクター次第と言われることもあるほどです。
先を見据えた段取り力、コミュニケーション力、メンバーを束ねるマネジメント力、
精緻に最後までやり切る力、完成をイメージする想像力を発揮する、市場価値の高い職種です。
FEATURE
Webディレクターの
お仕事の特徴
Webディレクターは「新規制作」系と、「運用」系で大分毛色が異なります。
新規制作系は、一般的な規模では3~6ヶ月間程度のタームで、新規サイトの立ち上げやリニューアルを計画・設計・指揮します。
運用系は、日々の更新や改善、Webマーケティングの実施などを継続してマネジメントし、顧客の成功に伴走します。
特徴01
情報設計を担う
情報設計とは、どんなWebサイトにするか、ユーザ体験を考え、構造を考え、ページの構成を考えて最終的にワイヤーフレームに落とし込む仕事です。
特徴02
プロジェクトを管理
必要なタスクを洗い出し、人をアサインし、スケジュールを立て、進行を管理し、品質を守ります。
そのようにコスト・納期・品質・リスクを管理し、プロジェクトを成立させるために全体を観て尽力します。
特徴03
人の力を活かす
デザイナー、ライター、コーダー、エンジニアの力を引き出し、効率良く仕事ができるようにお膳立てをします。
受け身では務まらず、常に発信点。
皆が自分のタスクに集中できるよう助けます。
Question
Webディレクターはどこまで
マーケの仕事ができる?
Webディレクターは、Web制作の中心的職種であり、Web制作会社の柱です。
となると、「つくることにフォーカスしているWeb制作会社ではマーケティングの仕事はできないのでは」と思うかもしれません。それは半分正解で、半分不正解です。
実際、ブランドサイトやコーポレートサイトをメインで制作するクリエイティブに強い会社、広告代理店等の依頼で初期制作だけを担うタイプのWeb制作会社などは、マーケティングはあまり関与しないことが多いです。
一方、上記のようなマーケティング外の強みで勝負できる制作会社を除き、ほとんどのWeb制作会社はWebマーケティングをサービスメニューに含めています。
特に運用系の業務ではディレクターがマーケティング面を仕切ることが多くなります。
POTENTIAL
Webディレクターの
将来性

Webサイトの制作は二極化が進んでいます。
低価格路線で「つくること」にフォーカスし、とりあえず名刺代わりのWebサイトがあれば良いという企業に提供するサービス。
高価格路線で「公開してからの価値」にフォーカスし、顧客の成功を付加価値として提供するサービス。
低価格路線の「つくること」が求められる市場は、ノーコードツール(プログラミングが不要で、デザインも雛形から選べて簡単に制作
できるツール)やAIの発展により縮小すると見込まれます。
一方で、「何をつくるか」「どうつくるか」それを引き出し整理し、品質を担保するWebディレクターの役割は無くなりません。
今もこの先も、必要不可欠な職種であり続けることでしょう。
FLOW
Webディレクターの
キャリアパス・
成長の流れ

最初は
アシスタントディレクターから。
最初は先輩上司の指示に基づき、アシスタントを行ないます。
議事録取り、既存サイトのサイトマップづくり、原稿/デザイン/HTMLの突き合わせチェック作業、管理表の更新、ストックフォトの素材探し、顧客受領の素材の管理。制作されたWebサイトのブラウザチェック、スマートフォン実機チェックなどを行ないながら、お仕事に慣れていきます。

資料づくり、
ワイヤーフレーム量産。
指示に従って資料づくりをしたり、アクセス解析のデータをまとめたり、メインのディレクターが作成したワイヤーフレームを元に、下層ページのワイヤーフレームを作成したり。

小規模なサイトの
ディレクションを
任される。
最初は数ページ程度の小規模なコーポレートサイトなどからチャレンジ。
先輩ディレクターが見つつも、アシスタント卒業を見越して実質主担当として一通りを経験。
困ったときは相談しながら、自分で考えて、自らコミュニケーションを取って動きます。
やり遂げた達成感、まだまだだと思う反省点・悔しさ、それらを胸によりよいものづくりができるように邁進していきます。

中規模サイトの
ディレクションを
任される。
数十~100ページ程度のプロジェクトになると、計画性・段取りが非常に重要になります。
いかに手戻り無くスムーズに回していくか。
それにはつくる前に「目的・要件・仕様」を固め、ブレない柱を描くことが肝要です。
「どんなターゲットに、どんな情報を提示し、何をフックに訴求し、どう行動させるのか」
「ターゲットにどんな印象を持ってもらいたいのか、だからどんなデザインであるべきか」
そのマーケティングの設計を元に、集客に必要なSEOコンテンツを企画したり、惹き付ける
ページの設計を考えたり。

Webディレクターとして
何を高めるかは自分次第!
大規模サイトのプロジェクト管理ができるディレクター、マーケティングや情報設計に強いディレクター、デザインを見る目があるクリエイティブ系のディレクター、技術に通じたテクニカル系のディレクター。
新規立ち上げやリニューアルに強いディレクター、運用系プロジェクトに盤石の安定感を持つディレクター。コーポレートサイトに強い/ブランドサイトに強い/集客サイトに強い/メディアサイトに強い/ECサイトに強い/Webサービスに強い、などなど。
QUALITY
この職種が合うと
判定された方が
備える資質の傾向
全てが常に当てはまるわけではありませんが、
この職種が判定結果として表示された方は、下記を備えている傾向があります。
マルチタスクに強い
Webサイト制作や運用の仕事は、同時並行で様々な事柄が進みます。そのパラレル進行を支えるのがWebディレクター。
「顧客に原稿を要求して、上がってきたものをチェックして」
「次の会議までにワイヤーフレームを用意して」
「デザイナーとデザイン方針をすり合わせて」
「アシスタントの資料にフィードバックして」
常時多方面から飛び交うものをバリバリと捌きながら、全体に目を配り、声掛けを行なったり課題解決に動きます。
自分一人で完結する仕事より、
皆でやる仕事が好き
自分ひとりで黙々と仕事を進めるより、人と関わる仕事をしたい。
それぞれ異なる強みを持ったクリエイターチームを束ね、コミュニケーションハブとなって皆で大きな仕事がしたい。
周囲に気を配り、他人の力を活かして結果を出すが、自らもプロでありたいと思う。
そんな人にWebディレクターは向いています。
目的(ゴール)からの
逆算・タスク分解が得意
Webディレクターは「これをやってください」と言われて動くのではなく、目的を元に自ら考えて主体的に動きます。
例えば「ハワイに行きたい」という目的があったら、航空券とパスポートを取得し、宿泊先ホテルを予約し、現地の過ごし方を考えます。具体的なタスクに分解して「いつまでやる」「どんな順番でやる」という計画を立て、旅の同行者に指示するでしょう。
Webディレクターの仕事もそれと同じです。
抽象度の高いテーマを具体的なタスクに落とすことができて、解像度高く時系列で想像できる人にWebディレクターは向いています。
COMPANY
Webディレクターの
就職先は?
Web制作会社
Webディレクターは、主にWeb制作会社に所属しています。
ほかにもWeb広告代理店、SEO会社、Webコンサルティング会社等で、制作まで請ける会社の場合、
Webディレクターが居る場合もあります。
事業会社でも、Webメディア企業やWebサービス運営会社の場合、社内にディレクターが存在する
ケースがあります。
FUTURE
将来は?
将来01
Webディレクター
として高みを追求する
- 幅広く全体を見られるWebディレクターとしてゼネラリストになる
PM、IA、マーケティング、デザイン、テクニカル、インフラ、ビジネス。
死角無しのオールラウンダー。 - 得意な/好きな領域を見つけ、スペシャリスト人材として掘り下げる
大規模プロジェクトでも安定感を持って回せるPM、マーケティングに強いディレクター、アートディレクションができるディレクター、技術が分かるディレクター。
- リーダー、マネージャーへ
社内での実績と信頼を積み重ね、管理職への道もあります。
将来02
事業会社に転職
様々なプロジェクトを経験していると、「社員としてもっと深く事業にコミットしたい、コアメンバーとして意義ある仕事で上場を成し遂げてみたい」と思うかもしれません。
支援会社で実績が豊富な人材は引く手数多、可能性は無限大です。
将来03
副業・
フリーランス
経験・実績を積めば、副業やフリーランスとしての働き方もできるようになるでしょう。
リモートでの業務委託稼働のほか、客先常駐/半常駐型でディレクターを募集している案件も多く、それらは帯で安定した収入を得られます。様々なプロジェクトを渡り歩く、プロフェッショナル人材に。
また、Webディレクターが一人居れば、エンドユーザから直接仕事を請け負い、制作は外注で回して完結することもできるため、法人化し起業しやすい職種でもあります。
WHAT TO DO
まずは何から
始めたら良い?
Webについて
「最低限」の
勉強をはじめてみよう!
Webについて最低限を知ることで、スタート地点に立つことができます。
未経験者を採用するときに第一に気にする点は、最低限のWeb技術に関する理解はあるか、ということです。
「パソコン操作はスムーズか?」「PCやインターネットの基本は理解しているか?」「Webサイトが何なのかわかっているか?」
これが未経験採用の最初の壁になります。
マーケティング以前に、これができていないと、入社後に「何もできない」「どこから教えれば良いかわからない」となるため、
正社員での採用は難しくなります。
であれば、その壁を先に越えておいてあげれば良いのです。
その最短距離が「自分でWebサイトを作って公開してみる」ということです。
Web制作は独学で3ヶ月掛かる?
いいえ、Webマーケティング系職種なら1週間で十分。
未経験者がWeb制作を学ぼうとしたら「3ヶ月掛かる」とか、「6ヶ月だ」とか、「働きながらなら1年だ」とか言われます。
ですが、それはWebデザイナーやWebエンジニアなどの「つくる人」になりたい場合のお話です。
Webマーケティング系の職種では、Web制作の実務を「自分でできる必要は無い」のです。
「Webサイトとは何か」「どのようにできていて、何ができるのか」それを理解していれば十分スタート地点に立つことができます。
そこに、Webマーケターという仕事の隠れたハードルの低さがあります。
ごくごく簡単なWeb制作の教科書があります。
書いてあるとおりにPCを操作し、その通りにコードを書けば、Webサイトができてしまう良い本があります。
Webの仕組みを学ぶ上で、デザインから行なう必要はありません。HTMLコーディングを学びましょう。
1週間頑張ると
したらお勧めの本
Web制作の全体像から、実際にコーディングを行なってWebサイトを形にするところまでを、ステップに分けて体験できるようになっており、集中すれば1週間で終わります。
とあるWebマーケティング会社では、Web制作未経験の新入社員の入社時研修に、この本を一通り取り組むことを課しています。先取りしてしまいましょう。
キャリアコンサルタント
に話を聞いてみる
もしWebディレクターや他のWebマーケター職種に興味を持っていたり、営業からのキャリアをどうしようかと悩んでいたら、弊社のキャリアコンサルタントに相談してみることをお勧めいたします。
今回のチェックはあくまで簡易判定です。掘り下げていくと別の職種がマッチする可能性も大きいです。
Sadakaのサービスを見てみる
キャリアコンサルタントと
話してみる